【ポケモンGO】 愛知県が運営元のナイアンテックに対して操作制限を要請
愛知県一宮市で、下校中だった小学4年の則竹啓太君(9)が、人気スマートフォンゲームのポケモンGOを運転しながらプレイしていて起きてしまった死亡事故を受け、
一宮市はゲーム運営会社であるナイアンティックを始めとする3社に対して、
運転中にゲームの操作をできなくなるよう、システムの変更を求める方針を決定。
11月4日に要請書を郵送予定。
事故を起こした男はポケモンGOに搭載されている運転中の操作制限機能を解除していた。
一宮市の担当者は「市内で悲惨な事故があったので、市としても再発防止対策を求めることにした」と述べている。
愛知県が運営元のナイアンテックに対して操作制限を要請
一個人から申請を数多く出すよりも、一行政が申請を出した方が受けた側は検討せざる負えないだろうからゲーム機能改善には効果的だと思う。
本来ならばこのような事件が起きる前に改善されるべきだったのだろうが…
しかし、被害者の家族の方も「今後このような事故が起きないように」とメディアに対して訴えていましたし、次の新たな事故が起きる前にぜひ改善して頂きたい部分。
運転中の制限を完全なものにすれば必ず売り上げは下がるだろうし、使用感からユーザー数も減ることが予想される。
開発元としては、十分に注意勧告した。という理由で責任に問われることはないだろうがそれはあくまで法律上の話。
ここまで知名度が上がってしまえば当然それに伴う改善責任も出てくると思う。
売り上げが良かったーだけじゃ済まないのだ。
それに子供達の大好きなポケモンを扱うゲームだからこそこれ以上マイナスイメージを作るのは”ポケモン側”にも当然良くない。
もちろん、規約を無視してゲームをする人間が全面的に悪いとは思うが人の感情はそれほど上手くはできていない。
ましてやポケモンを知らない親御さんはこれだけ世間でポケモンGOに対する事故が連日流れていればいいイメージを持たないだろうから、子供たちが「ポケモンの新しいのが欲しい!」と言っても「ダメ!」となる可能性もなくはない。
任天堂は今回のポケモンGOの開発にほとんど携わっていないらしいが、当然ポケモン繋がりで何らかの余波を受けることだってあるだろう。
是非とも開発、運営元のナイアンテック、その他の会社には真摯で倫理性のある判断を期待したい。