慶応大学集団暴行 学生への処分「無期停学」に疑問の声
慶應大学の広告学研究会サークル所属の男子生徒数人(6人と言われている)が10代の女性に乱暴したとされる事件に進展があった。
大学は11月4日に関わったとされる男子学生に対する処分を、一番重い物でも「無期停学」とし、その判断に「軽すぎるのではないか?」という批判が起きている。
この事件は被害者である10代女性が神奈川県警に被害届を提出し、すでに受理されている。
この「無期停学」の情報は、学校内に張り出された掲示の写真がネットに出回り判明。
掲示された文章には「気品を害ね、学生としての本分にもとる行為を行った」(原文引用)として、理工学部教授会の決定に基づいて、張り紙が貼られる前日である11月3日から「無期停学処分とする」とされている。
ただし、学生の本文に反する事実が新たに見つかった場合は処分の変更をする場合がある。としている。
この「無期停学の」情報が報じられると、ネット上では
「無期停学? 世間が落ち着いたら復学か? 普通は退学だろう」
「気品損ねる行為<重犯罪だぜ 」
「気品どころか 社会秩序を大きく逸脱した犯罪行為だろが 。」
などの声が上がっている。
慶応大学集団暴行 学生への処分「無期停学」に疑問の声
個人的意見を言わせてもらうと、この大学側の判断は間違っていないと思う。
おそらく「事件性が判明するまでは極端な決定はできない」ということなんだろうね。
世論に流されてしまうなら退学にしてしまった方が大学側は楽だし罵倒を浴びずに済むが、それをしないのはあくまで感情に流されない判断なんだろうね。
”事件”として認められたら退学にする。掲示文はそのようなニュアンスなのでしょう。
ま、これで事件性があると判断されたのに退学にならないとかになれば相当非難される可能性があるが…
ただし、大学側の判断ではなく、今回学生側が行った行為に関しては個人的には許せない。
男性が6人(1人別室)で女性が1人。こんな状況普通あり得ない。しかも動画まで撮影。
果たしてこんなことを自ら望んでする女性がいるのか疑問である。
男子学生側は強要の事実はなく合意の上、などと言っているようだが、そんな状況に置かれたら怖くて言うことを聞かざる負えないだろ。
しかも初めのアルコール摂取に関しては男子学生側から飲ませている。
自ら望んだことではなかったからこそ被害届まで出しているということではないだろうか?
今後同じような事件が起きないように
正直、今回の件は氷山の一角の様な気がする。
被害者側が勇気をだして被害届を提出したから良かったものの、女性側の泣き寝入りで終わってしまうケースもあるのではないだろうか?
「何か言って怖い思いするなら黙っている」 この様な状態。
当事者は野放しにされ女性は居づらくなって学校を自ら辞める。こんなケースもきっとあると思う。
でもこんなこと絶対におかしい。
サークルのあり方を見つめ直す必要があるのではないだろうか
大学生の中には『サークル=飲み会の場』と捉えている人もいる。
いわゆる『飲みサー』と呼ばれる存在。
○○サークルとは名ばかりで大した活動もせずに集まって飲んでばかり。こんなものが実際に大学には存在する。
もちろん目的の為、真面目に活動しているサークルも沢山あるが、この「飲みサー」に関しては本当に存在意味が分からない。
中にはテニスサークルなのにラケットを持っていないなんていう意味不明なものまで。
それならいっそ「飲酒サークル」でいいと思うが。
そっちの方が未成年を非加入にできるし、飲むことが活動の軸になるのだから立派なサークル活動だと思うが。
名ばかりという建前をそんな年齢から学ぶには悲しすぎる。
大学生の中にはお酒を飲める年齢に達する人も多くいる。
それだけに、サークルに限らず大学全体がきちんとした一人ひとりのモラルが必要になってくる場所でもあるのではないかと思う。