東京に熊出現!青梅でツキノワグマ相次いで出没 注意を
東京都青梅市でツキノワグマが相次いで出没しているとの情報が入った。
8日には、JR青梅線の御嶽駅から約200メートル東の多摩川左岸に、親子と見られるクマ3頭
9日にはその場所よりも3キロほど多摩川を下ったJR二俣尾駅付近に3頭が出没。
10日には同駅の北東約3キロの住宅地付近の道を横切った目的情報が入った。
10日夕方には体重60キロのメスを地元の猟友会が殺処分した。
それぞれのクマが同じ熊であるかは確認が取れていないが、紅葉狩り真っ盛りの季節。
山を含めて非常に危険な状態であると専門家は呼びかけている。
青梅市によると過去10年間で、ここまで民家に近い場所でクマが目撃されたのは初めてのこと。
ツキノワグマの専門家によると、「今回出現した120キロ相当というと、野生のツキノワグマのほぼ最大級。強いクマは、山奥の最高の場所を占拠するもの」だと言う。
「おそらくドングリが不足しているのではないうか。」という見方が強いようだ。
専門家は「今後も注意が必要」と呼びかけている
【東京】青梅でツキノワグマ相次いで出没
熊って外見(特に目)が何となく愛らしくアニメーションなどでも比較的”良い”イメージのキャラが多いから油断してしまう人も多いようだけど、ハッキリ言って
超危険なので注意してくださいね。
熊が人を襲う理由
今回東京の青梅で発見された熊は『ツキノワグマ』
実は東京以外でも四国を始めとする本州ではたびたび目撃されています。
ちなみにツキノワグマが「人を食べる目的」で襲うケースはほとんどないようです。
ツキノワグマで起こる事故の場合、人に対して警戒心の薄い若いクマが「じゃれつき」目的で近づき、何らかの原因で事故につながるケースが多いようです。
この「何らか」というのは、じゃれたけっか爪で引っかかれた。怖がった人間に対しての防衛等様々なようです。
中にはじゃれついて事故が起きた結果ついでに食べた。というケースはあるようです。
ちなみに一度人間を襲った熊は問答無用で殺傷処分にされます。
これは人間が恐怖の対象ではない、もしくは捕食の対象になる。と認識した可能性があるからです。
国内で見つかる熊で一番怖いのは北海道で見つかる「ヒグマ」
ヒグマの場合、人を襲う目的が始め方捕食目的の場合が多く、非常に危険です。
熊に襲われた時の対処法
なぜこんな迷信が広がったのかは謎ですが「死んだふり」は最悪の対処法です。
絶対やめましょう。
野生のクマや動物を、見た目で死んでいるかもと思わせられるとは浅はかすぎます。
臭いで、対象の生物が生きているのかどうか、新鮮で腐ってはいないかどうか瞬時に判断されます。
そして、今までクマに襲われて生還した人の多くが、「何らかの抵抗、反撃」を行っているということ。
誤解しないで頂きたいのは不必要にむやみに刺激はしないように。ということ。
有効な対処法としては、熊のどこでもいいので鉈(ナタ)などの武器で攻撃すること。
ただし当然鉈を普段から持ち歩いている人はいないので、手持ちの武器なりで抵抗をした方が効果的なようだ。
もちろん、あくまで襲われてからの話。
ちなみに、「クマ避けスプレー」などもあるようだが、瞬時に襲ってくるクマには無意味なうえに、人間の目に入るとこちらが逆に視界を奪われたり、吸い込んでしまうと呼吸困難に陥ってしまうので逆効果になる可能性が高いようだ。
そして、してはいけない事のもう一つは「走って逃げること」
後ろを向いて走って逃げようとするとクマは本能的に襲ってくる可能性が高いということ。
市街地などの場合は隠れる場所も多いようだが、開けた場所で走って逃げようとはしない方が良いようだ。
そしてクマが威嚇してきても、その威嚇に対して怯まないことが効果的なようだ。
ちなみにクマの足は本当に早い。
この動画はスノボードで下に降りる人を後ろからクマが追いかけてくる映像。
もちろん撮影者は気付いていない。(女性は無事)
スノーボードで駆け降りる速度より若干遅い程度なので、人間の走る速度よりも圧倒的に早いです。
車と並走できて、速度が50キロほど出るという話もあるので、開けた場所では間違いなく追いつかれます。
まとめ
とにかく熊の目撃情報があった近くは本当に注意してください。
カワイイイメージがあるからといって間違ってもエサを与えたり近寄らないでください。
本当に命にかかわります。
熊を見つけた場合は、警察や保健所に大至急連絡しましょう。