マタクの雑記帳(ガリ)

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おにぎり早食い大会でおにぎりを喉に詰まらせ死亡 滋賀

JA東びわこ(本店・滋賀県彦根市)が13日に同市安食中町の彦根総合地方卸売市場で開いた農産物PRイベント「ふれあいフェスティバル」で「おにぎりの早食い競争」に参加した同県甲良町の男性(28)がおにぎりを喉に詰まらせて救急搬送され、3日後に死亡していたことが21日分かった。
 JA側の説明によると、同競争は近江米のおいしさを知ってもらう目的で開き、15人が参加した。おにぎり5個を用意し、3分以内に食べられる量を競うルールで、男性は5個目を口に入れ終わった後に倒れ、たまたま居合わせた医師や看護師が救護して救急搬送され、16日に亡くなったという。
 JA東びわこは「アクシデントが発生し、午後のイベントを中止した」とする「お詫び」を14日付でホームページ上に掲載した。担当者は取材に対し「遺族には誠心誠意対応している。死亡について公表する予定はなかった」とし、「(喉を詰まらせないよう)お茶を用意するなど安全に配慮しており問題はなかったと考えている。事故が起き残念。今後このようなことがないようより一層注意を払いたい」と話した。 

記事引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161122-00000000-kyt-l25

 

おにぎり早食い大会でおにぎりを喉に詰まらせ死亡

headlines.yahoo.co.jp

 

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主催者側は安全に問題なかったと言っているがどうなんだこれは…

 

問題なかったはずなのに一人なくなっているということはすでに安全ではなかったということではないのか…

 

テレビ番組ではたびたび大食いや早食いの人の特集などが放送されているが、あれは非常に特殊な体質を持つ人がやっているだけなので一般の人がマネしちゃ危ないんですよね。

 

 

最近では早食いの方の番組はめっきり減ったが、ラーメン屋ペットボトル飲料、寿司、ホットドックなんかをできるだけ早く食べる番組が一時期人気だったが、
どう考えても健康被害が凄いですよね。 内臓への負担のかけ方がハンパじゃない。

 

それに子供たちがマネしてしまうというのもマズイ。

 

大人になれば自分がどの程度まで食べれるし、食道も大きく成長しているが子供の場合はまだ食道なんかも細いですし危険ですね。

 

 

 

それに今回の事故のおにぎりなんかはむしろ口の中の水分を奪ってしまうもの。

 

ラーメンなどと違いのど越しが良い物ではないですね。

 

 

実際、同じく口の中の水分を奪うホットドックでは47歳男性の死亡事故も起きています。

 

タラればの話にはなってしまうが、プリンなりわんこそばなりもう少し安全性の高い物なら良かったのに…

 

 

たまたまいた医師や看護師の方が診てくれたにも関わらず最悪な結果になってしまったということは、かなり勢いよく口に含んだのでしょうか。

 

 

食道は呼吸器とつながっているので本当に注意が必要ですね。

 

 

食べ物がのどに詰まってしまったら

 

もしも食べ物がのどに詰まってしまったら、重要なのはその人が呼吸が出来るかどうかの確認を取ります。

 

もしも返事が苦しそうだったりまともに受け答えが出来なくなってしまったらその時点で『窒息』と判断します。

直ちに救急車を手配しましょう。

 

窒息の場合の応急処置法は、

①ハイムリック法(腹部突き上げ法)

②背部叩打法

 

この2つが有効です。

 

①のハイムリック法は、患者を起こし、背部からおなかに手をまわし、片手でグーを作り手前上方に向かって引き上げる方法です。

 

もしハイムリック法が有効でなかった場合、②の叩打方に切り替えます。

 

方法は患者を自分の方に向け、寝させた状態で肩甲骨の間を強く連続して叩きます。

 

とにかく気道に詰まってしまた内容物を外に吐き出させるためです。

 

 

 

気道に異物が詰まってしまた場合、呼吸困難になってからわずか3~6分で死亡してしまう場合もあります。

 

悠長に救急車を待っていては絶対に間に合いません。

 

①ハイムリック法もしくは②の背部叩打法を応急処置で行うのが得策と考えられます。

 

 

のどに詰まりやすい物

今回の事故、そしてホットドックなどもそうですが、穀物などの粘り気のあるものは基本的に喉に詰まりやすいです。

 

正確には食堂ではなく気道に入り込んでしまうのですが、粘り気があるためスムーズに出てこなくなってしまうのです。

 

餅が良い例ですね。

 

 

とにかくよく噛んで唾液と混ぜながら食べることが大切。

 

 

そして、イカやタコなどの噛み切りにくいものも詰まりやすいです。

 

出来るだけかみ砕いて飲み込むように心がけましょう。

 

喉に食べ物が詰まってしまった時の応急処置法はコチラが参考になります。

 

eonet.jp

 

 

まとめ

様々な食べ物に関するイベントごとで盛り上がるのは大いに結構ですが、おにぎりなどの粘り気のあるものが喉に詰まりやすい物だということを主催者側がきちんと認識していればこの事故は防げたのではないでしょうか。

 

飲み物を用意していたと言っても、それはあくまで食道に食べ物が入り込んでしまった場合の話。

 

気道に入ったものを飲みのもので流すことはできません。

 

それに、たまたま居合わせた医師よりも、管理者側が最低限の応急処置法を学んでおく必要があったのかもしれません。

 

 

亡くなった方には心よりご冥福をお祈り申し上げます。