”ミリ飯”ミリタリー飯をネットで販売 248万円の利益を出した陸曹長懲戒免職
陸上自衛隊第1空挺団に所属してた43歳の陸曹長が、訓練用に配られていたレトルトや缶詰などをインターネットのオークション等を利用し、売却していた問題で先月31日懲戒免職処分になった。
約6年間で缶詰など合計9658点を販売。売り上げ利益は248万円にのぼった。
ミリ飯で懲戒免職へ
個人的にはちょっと処罰が厳しすぎるのではないかな…という印象が…
一方では某大学の某サークルが集団で問題起こしているのを学校側が擁護しちゃっている状態なのに…
まぁ陸上自衛隊の場合民間ではなく税金で活動や給料が支払われているので、当然支給されている食べ物も全て元は税金。
それを売ってしまうのはやはり問題が大きいのでしょうね。
ある程度の処分をしないとまた騒ぐ人いそうだし。
ただ懲戒免職か…
支給されたということは一旦は自分のものになったってことなんだからそれをいらないから(本当に要らないかはさておき)売ってしまう。というのは個人的には違法性は少ない様に感じるな…
違法性を優先させるか社会性で考えるか難しいところだと思うけど、結果はおもいっきり社会性での判断。
まぁ仕方ないのか…
ただ気になるのは販売個数。
これ自分の分だけだったの? 一人分だけで9658個も集まるものなの?そんなにもらえるの?
ミリ飯とは?
今回ネットで販売されたミリ飯とは『ミリタリー飯』の訳。
実際マニアには好む人も多く、Amazonや楽天でも購入可能。専門に扱っている通販サイトもあります。
もちろん今回の問題のように、陸上自衛隊のミリ飯をそのまま売るのではなく、模倣品なので、作り方を書いた紙なども同封されています。
中には、「水をいれるだけで熱々のカレーが食べられる」などの商品も。
水を専用容器に入れると、化学反応が起きて熱が生まれます。その熱を使ってレトルトのご飯やカレーなどが温まり、火を使わなくても温かいご飯が食べれるのです。
陸上自衛隊以外にも、長期保存が可能なので災害時の予備食品としても人気があるようです。
作る手間がほとんどないなら食べてみたいかも…