【大阪】ハロウィンで道頓堀にダイブする人も出現 病気大丈夫?
ハロウィンで全国が盛り上がる中、大阪でもひときわ盛り上がりを見せたのが道頓堀。
イベントごとでは恒例の「道頓堀ダイブ」
今回のハロウィンでも飛び込む人が現れた。
ハロウィンで道頓堀ダイブ出現
もちろん道頓堀に飛び込む人は一部の人なんだろうけど、大阪から離れて住んでるせいか正直なぜこんなことを…と感じでてしまう…
誰もいないのに飛び込む人はいないだろうから、単に目立ちたいから…だとは思うが…
でもこの大阪道頓堀の飛び込みで前亡くなった人いたよね。
探して見つかったのは一件。でもこれ以外にもあったと思う。
実際かなり危険な行為だと思うんだよね。それに水温もかなり低いだろうし。
もちろん警察も全力で止めるようには言っているのだと思うけど、人が集まると盛り上がって舞い上がっちゃう人もいるだろうし、橋に柵かなにかわるわけじゃないですもんね。
川の病気は
川に飛び込んで無事に泳いで戻ってこれたとしても、現代の川は昭和の頃の川と違って汚染物質や最近感染とかかなり危険ではないのかな…
と思って、川に入ることで感染する可能性のある病気について調べてみました。
・住血吸虫症
世界に分布されている接触感染の血吸虫が原因の病気。
経皮感染が主な感染経路なので病原体のいる水を飲んだりすれば当然なります。
潜伏期間は4~6週間なので忘れたころにやってくる。
主な症状は発熱やはき気、腹痛、下痢、血尿などで
なんと感染した場合の致死率が10%もある恐ろしい病気です。
ジアルジアという細菌感染で引き起こされる病気。主に下痢や胃腸炎。
・レプトスピラ症
潜伏期間5~14日。軽度の状態から、腎障害や黄疸などの重症化(ワイル症)など症状は様々。
ワイル症まで悪化してしまった状態で適切な治療が行われないと致死率は20~30%
潜伏期間4~10日 下痢や腹痛、嘔吐、微熱などが起きる感染症。
残念ながら有効な治療薬がないので対処療法。重症化すると致死例もあるので注意が必要。
家畜の腸管などに感染する微生物。ヒトからヒトへの感染も起こります。
潜伏期間が2~5日で主な症状は胃腸炎。他にも下痢やおう吐などの症状。
まとめ
川に対して危険意識が薄い人が多いようですが、山の渓流などと違い都市部の川というのは、虫の死骸や動物の糞尿、工業廃水やゴミなどのオンパレードです。
川に飛び込むというのは、それらのものが皮膚に触れ、目や鼻、耳、口を通して体内に入ります。
どうやら安易にその場の勢いだけで入る人が多いですが、感染症の知識がある人からしたら正気の沙汰とは思えない行為です。
それに感染症の多くは周りの人にも移る可能性があるので、自分ひとりの問題ではなく友人や家族の方にまで迷惑をかけてしまうのです。
道頓堀に直接行ったことがないのでどのような注意書きがあるのか分かりませんが、飛び込んだことによる本人への起こりうるデメリットを伝えてあげるのが一番の抑止力になると思うのですが。
つまるところ一人でお家で遊んでた方が安全ですな。