東京で54年ぶりに11月に初雪 異常気象か?
関東甲信地方は24日、上空に真冬並みの寒気が入った影響で気温が大きく低下し、山間部を中心に広く雪が降り、東京の都心部でも初雪が観測された。都心で11月に初雪が降るのは54年ぶり。気象庁は都心でも積雪する可能性があるとして、交通障害や電線などへの着雪に注意を呼び掛けた。
気象庁によると、都心では午前6時15分に初雪を観測。平年より40日早く、昨年より49日早かった。水戸、宇都宮、前橋、埼玉県熊谷、横浜、甲府の各市も初雪が降った。
記事引用元:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/291280
東京で54年ぶりに11月に初雪 異常気象か?
「ちょっと早すぎやしませんかね!!」
このペースだと今年の冬はどうなるんだ?
まさか記録的な大雪になるとかではあるまいな?
機能のテレビ番組で、「地球の温暖化が記録的だ」なんて言ってたけど、全然逆じゃないの…
このままだとホワイトクリスマスになっちまう…それだけは阻止せねば…
雪の日はケガに注意
以前東京に住んでいたとき、おそらく雪道に慣れていないのか、周りの人の歩き方が怖くて見ていられなかった…
自分は雪国出身なので自然と転びにくいような歩き方を心がけたり、冬になると靴の裏の素材に気を付けたりする。
「靴を雪仕様にするなんてダサい!」なんて思う人もいるかもしれないが、雪国でマイ長靴を持つのは当たり前。むしろ持っていない方が異常なほど。
流石に関東圏で長靴は必要ないが、せめて「歩き方」と「靴裏の素材」に関しては気を付けてください。
ちょっと転ぶだけでしょ?なんて考えているのは本当に危険。
というのも、大人が転ぶのと子供が転ぶのでは怪我の状況が全く違うのです。
それは「頭の位置」と「体重」
子供と大人ではまず身長が違うので頭の位置が違います。
子供の場合地面から近いので転んでも衝撃は少ないですが、大人の場合地面までの距離があるので、転んでいる最中に勢いが付き衝撃も大きくなります。
そして体重が重い分地面についた体の場所(手や頭など)に負荷が大きくかかります。
足元を急に取られて転ぶと、地面の方から勢いよく向かってくるような状態に。
雪や氷で転ぶ時は後ろに転ぶことがほとんど。つまり後頭部を強打してしまったりと非常に危険極まりないのです。
そして転んだ先は雪道と言っても、踏み固められてアスファルトの様な状態になっています。
とにかく注意が必要なのです。
雪道の歩き方
雪道の正しい歩き方を教えます。
全てその歩き方だと大変なので、転びそうな場所だけでいいと思います。
具体的には、「かかとから足を付かずに、足の裏、つま先あたりから真下に体重を乗せる」ということ。
普通人間が何も意識していないと、かかとから足を降ろし、前に進むためやや斜め前方向に体重をかけます。
それが楽な歩き方です。
しかし凍っている場所でかかとから体重を降ろすと、付いた瞬間の接地面性が小さすぎるために、一点に集中して重さがかかることになります。
一点に集中して体重をかけると、その点の軸が氷で滑った時に簡単に人間は転びます。
竹馬で立っている人を想像すると分かりやすいです。
なので、つま先や足の裏から体重を降ろし、凍った場所に靴が付いた瞬間の接地面積を出来るだけ広くしてあげるのです。
そして斜め方向にかける体重を真下に向けてあげることで、さらに広くした接地面積に分散して体重がのり、転びにくくなるのです。
雪道の歩き方はコチラも分かりやすいです。
転ばないコツ 札幌発!雪みちを安全・快適に歩くための総合情報サイト
靴の素材
この靴の素材も見直しましょう。
都会で売られている靴のほとんどが雪道の対策がされていなく、ビジュアル重視のものが多いです。
つまり靴の裏がツルツルなのです。
ビジネス用の革靴や女性のヒールなんかはいい例ですね。
流石にヒール部分は加工してあったりしますが、つま先や足裏部分を触ると、素材が木などのツルっとした素材でできているのがそのままの状態だったりします。
ハッキリ言ってヤスリや油で加工された木の素材などは「どうぞ滑ってください」と言っているようなもの。
ましてやヒールなんかは、ただでさえ接地面が小さいので本当に危険です。
理想としては、しっかりとゴム素材で靴の裏全面が加工されているもの。
もし新たに靴を買うのが大変であれば、冬の間だけでも靴の裏に滑り止めシートを張ることをおすすめします。
雪国にノーマルタイヤで特攻をかけるようなものなので本当に注意した方がイイと思います。
まとめ
今後どうなるかは分かりませんが、54年ぶりの初雪。今後も降ることがあ予想されるのでとにかくケガには注意してくださいね。
特に車が歩道を横切る為の、道路が斜めになっている場所などは本当に危険です。できるだけ平らな道を歩くように注意してください。